風に吹かれて

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2014年 06月 28日

ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを聴きに・・・

 「古楽器ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」と聞いても、どんな形で、どんな音の出る楽器なのか・・・
 想像も出来ませんでした。
 兵庫県立芸術文化センターの「古楽の愉しみ2014」とタイトルされたシリーズで、今回は演奏者自身の
 研究により復元された楽器で、バッハ時代のチェロ・パートを演奏するリサイタルなのでした。
 特に最後に演奏された「無伴奏チェロ組曲 第6番」は、この楽器の為に作られたのではないかと言われ
 通常のチェロの四弦に、ホ調に調弦された第五弦を付け加えて演奏される、という珍しいものでした。

 六甲ライナー・たなばた列車「ひこぼし号」に乗って・・・・
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 ポスターで楽器をご覧下さい
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 演奏会終了後、ファンのサインに応じているクイケン氏
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 ヴィオラを一回り大きくし、肩から紐でつるして、ギターのように構えて弾く楽器「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」
 スパッラとはイタリア語で肩を意味する言葉だそうです。日頃見るチェロに比べれば随分小型・コンパクトな
 ボディーから、予想以上に豊かに鳴る低音と、繊細な音色を堪能しました。ただ音の響きという点では
 少々物足らない感じが残ったのは、古楽器の素朴な良さと背中合わせの問題だと思いました。
 クイケン氏の演奏が Youtube にありました。ご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

by cazu88 | 2014-06-28 23:46 | 風景 | Comments(1)
Commented by turu-ajisai at 2014-06-29 09:55
そうなんですか、そんな楽器がある事も知りませんでした。
七夕列車のひこぼし君が可愛いですね!!
昨日、ホテルのレストランに行った時、七夕飾りが入り口にあり
お客さんが短冊に願い事を書いて吊せるようになっていて
ああ、七夕なんだとびっくりしました。札幌では七夕は8月でした
から…。しかも竹がないので、木に飾ってました。


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